サービスを開発するときに欠かせないのがドメインですが、AWSでサーバーを構築する場合は、ドメインもAWSで取得したほうが楽です。
この記事では、AWSでドメインを取得する手順と、取得したドメインをhttpsで使用できるようにSSL証明書を発行する手順を記載します。
AWSでドメインを取得する
AWSでドメインを取得するには、AWSの**「Route53」**というサービスを使用します。
まず、Route53のダッシュボードに遷移します。
左側の「登録済みドメイン」を選択し、画面上部に表示される「ドメインの登録」をクリックします。
ドメインを入力し、「チェック」をクリックすると、取得可能なドメイン一覧が表示されます。
ドメインは「.com」であれば大概は年間12ドルです。トップレベルドメインによって年間10ドル以下から1万円程度など、かなり幅があります。
取得したいドメインをカートに入れて、「続行」で手続きを進めます。
連絡先を入力して購入手続きを進めますが、ここで**「プライバシーの保護」の「有効化」**にチェックを入れておきましょう。
購入が完了すると、**「保留中のリクエスト」に購入手続きを済ませたドメインが表示され、数分から数十分程度で「登録済みドメイン」**に表示されます。
これでドメインの取得が完了です。
AWSでSSL証明書を発行する
AWSでSSL証明書を発行するには、AWSの「Certificate Manager」を使用します。
「Certificate Manager」のダッシュボードを開き、「証明書のリクエスト」をクリックします。
「パブリック証明書のリクエスト」にチェックが入っていることを確認し、画面右下の「証明書のリクエスト」をクリックします。
先程取得したドメインを入力し、「次へ」をクリックします。
サブドメインにもSSL証明書を発行したい場合は、同様の手続きを繰り返しますが、その際に
*.domain.com
のように、ワイルドカード(*).ドメイン
も登録する必要があります。
「DNSの検証」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」で進みます。
タグは特に設定しなくて大丈夫です。そのまま確認・検証と進み、完了です。